息子くんへ
今日、お昼寝をしているあなたの背中を見ていたら、何故だか突然涙が流れた。
私は別に悲しかったわけでも、辛かったわけでも、寂しかったわけでもない。
流れた涙に驚いて、私は何で泣いたのか?と思った瞬間
箍が外れたようにどんどんと涙が溢れてきた。
私は、あなたが愛おしすぎて泣いていた。
愛おしいも度がすぎると泣けてくるんだって初めて知った。
私は「私があなたを育てる」とはとてもじゃないけれど言えません。
私にはあなたを育てる事なんて出来ないと思うから。
だって誰かを立派に育て上げられるほど、わたしは出来た人間じゃない。
でも、あなたがこの世界で生きていくためのお手伝いをさせて下さい。
あなたの人生を輝かせる為のお手伝いをさせて下さい。
微力すぎて何の役にも立たないかもしれないけど、それでも精一杯努めさせて下さい。
私は多分、あなたに出会うために生まれてきたのだと思います。
なんとなくそう思う今日この頃。
私のところに生まれてきてくれてありがとう。
会いに来てくれてありがとう。
大好き、大好き、愛してる。