お野菜からの離乳食 [13日目]
かぼちゃがとっても美味しかったらしく、昨日はいつもより食が進んだ離乳食。
今日は落差が大きくて、どうなるかとドキドキでした。
だって本日のメニュー
白菜です。
かぼちゃと比べてしまうと、葉物野菜はちょっと食べ辛いんじゃないかと私も内心思っています。
でも、甘いかぼちゃばかりでそれしか食べなくなっては困るので、分かってはいるけども…で出しています。
案の定息子くん、一口食べて、無表情。
ベーっをしたり、顔をしかめたりはしませんが、昨日の終始和やか顔とは雲泥の差。
無表情のままふた口くらい舐め、体を反らせてエグエグエグエグ。
こりゃ、もうダメだと諦めて、無理強いせずに授乳タイムに移行しました。
息子くんの授乳の最中、私は黙々と考えます。
葉物野菜を食べやすくする為に、もはやお出汁を使っても良いかしら、と。
遅々として進んでいない離乳食。
素材そのもののお味を感じ取れるようになる前に、お出汁を使ってしまうのはどうかしら?
今の時期に使えるお出汁は昆布出汁くらいだけれど、お出汁を取り入れる事によって昆布に偏るのは良くないのではないかしら?
そんな事を考えていたら、はたと思い立ちました。
授乳が終わったら、もう一度白菜をあげてみようと。
基本、離乳食の進め方は離乳食をあげて、直後に授乳でワンセットです。
授乳を先に済ませてからの離乳食は勧められていません。
普通に考えても、授乳でお腹いっぱいになった後では離乳食も進みませんから。
とは言え、人間は機械では無いですし、人は一人一人違います。
そして世の中に100%正しい事なんてありません。
常に世の中の常識は頭に入れつつ、自分の感覚第一で生きている私は直感的に思った事は何でも試します。
ので、ごくごくと授乳の後、あからさまにお腹いっぱいな雰囲気を漂わせている息子くんを抱え、もう一度食卓につきました。
スプーンに白菜を乗せて一口。
息子くん、抵抗なく受け入れます。
先程もふた口くらいまでは普通に受け入れていたので、もう少し様子見で。
また一口、もう一口、そして一口……
と繰り返していたら、器によそった分、全部平らげました。
最初からいつもより心持ち少なめに入れましたが、それでも器を空にしたのは初めてなのですごく嬉しいです‼︎
もちろん、昨日のかぼちゃのニコニコとは違い、淡々とした食べっぷりでした。
でもそれで十分!
大人だって誰だって、全ての食べ物が大好物なわけでも、全ての食べ物が美味しくてたまらないわけでも無いですから。
飛び上がるほど美味しくなくても、大好きでなくても、ちゃんと食べ物に感謝して、そのもののお味を楽しめるように育ってくれたらなと思います。